動画編集のBGM設定まとめ|音量・役割・選び方を整理してみた

副業から本業を目指して映像制作に取り組んでいる、Megumiです。
今回は、動画編集で意外と重要な BGM(背景音楽) についてまとめてみます。

動画編集というと、カットやテロップに目が行きやすいですが、
実は 音も動画の印象を大きく左右する要素 のひとつです。

BGMは「なんとなく入れるもの」ではなく、
雰囲気・感情・テンポを作る演出の一部でもあります。

まず注意したいのはBGMの音量

BGMは良い曲を選んでも、音量バランスが崩れていると逆効果になることがあります。

特に音量が大きすぎると、

  • 音割れする
  • 声が聞き取りづらくなる
  • 視聴者にストレスを与える

こともあるので注意。

編集時に、オーディオメーターが赤に振れている場合はチェックしたいポイントです。


BGM音量の目安

用途目安
BGMのみ-15〜-20dB
音声あり-25〜-30dB

※素材によって違うので、最終的には実際に聞いて調整するのが大切。


BGMの役割とは?

BGMは、ただ音を入れるだけではなく、
動画の印象や伝わり方を左右する役割があります。

例えば、BGMには次のような役割があります。

BGMの役割(比較図)

役割何をするか効果
雰囲気を作る動画の空気感を
作る
落ち着いた雰囲気
明るさ
高級感
緊張感
感動
世界観が出る
感情を補強する映像だけでは伝わりにくい感情を支える盛り上がり
不安
ワクワク
静けさ
感情移入しやすくなる
間を埋める無音を自然に
つなぐ
Vlog
トーク動画
説明動画
間が持ち、
自然になる
テンポを作るリズムや流れを
作る
カットテンポ
音ハメ
場面転換
見やすくなる

ポイント

同じ映像でも、BGMが変わるだけで
視聴者が受け取る印象は大きく変わることがあります。

例えば、

  • 落ち着いたBGM → 安心感が出る
  • 緊張感のあるBGM → ドキドキ感が出る
  • 感動系BGM → 余韻が生まれる

つまり、BGMは「後から足す音」ではなく、
演出を作る要素のひとつとも言えます。


BGM選びで気をつけたいこと

場面に合った曲を使う

これはかなり重要。

落ち着いたシーンなのに激しいロックを使うと、世界観が崩れることもあります。

BGMは「好きな曲」ではなく
その場面に合っているかで考える方が大事。


主役は音楽ではなく映像

BGMは動画の印象を作る大切な要素ですが、
主役になるべきものではない、という意識も重要です。

音楽が強すぎると、映像よりBGMの存在感が勝ってしまい、
話者の声が聞き取りづらくなったり、本来伝えたい内容が埋もれてしまうことがあります。

特に解説動画やトーク動画では、
視聴者が受け取りたいのは「音楽」ではなく、基本的には映像や話の内容です。

そのためBGMは前に出るものというより、
映像や言葉を支える役割として考える方がバランスを取りやすいと感じます。

主張しすぎず、必要なところで空気感や感情を補う。
そのくらいの距離感が、ちょうど良いことも多いです。

BGMは目立つことより、
自然に動画を支えている状態が理想なのかもしれません。


声とぶつからないようにする

ナレーションや会話がある場合、
BGMと声がぶつかって聞き取りづらくなることがあります。

このあたりは、場合によっては
Adobe Audition などでEQ調整の話にもつながりますが、まずは音量バランスだけでも意識したいところ。


BGMは「後付け」ではなく演出設計の一部

一般的にも、BGMは後から足す装飾ではなく、
演出設計の一部と言われることがあります。

映像・テロップ・SEと同じく、構成要素のひとつ。


BGMとSE(効果音)の違い

役割も少し違います。

BGM→ 空気感・感情を作る

SE→ 動き・強調・リアクションを作る

SE(効果音)とは?

SE(効果音)は、
映像の動きや変化を強調したり、リアクションを補う音のことです。

BGMが空気感や感情を作る役割だとすると、
SEは「ここを見てほしい」「ここがポイント」と伝えるサポート役に近いイメージです。

どちらも大事ですが、役割は違う。


まとめ

動画編集でBGMを考えるときは、

  • 音量は適正に調整する
  • BGMは雰囲気や感情を作る
  • 場面に合う曲を選ぶ
  • BGMは主役を邪魔しない選ぶ
  • 音も演出の一部と考える

という視点を持つと整理しやすいと思います。

BGMは「なんとなく入れるもの」ではなく、
動画の印象を左右する重要な要素だと感じています。